コラム

さくらんぼ教室だより(代表)

2018.02.01

嬉しい再会~鉄道と趣味と仕事に生きる~ 🍒教室だより2018-2月号

■さくらんぼ教室受験の“団体戦”は特別支援学校受験。東京都に続き先月は千葉県立・市立特別支援学校(職業コース・専門学科)の合格発表もあり、各教室で報告会がありました。3年間部活動と両立してきたT君。いつも帰り際に「あと2回分ください」と作業課題を持ち帰って復習していたそうです。報告会では「みんなが頑張っているから自分も頑張ろうと思えた」と話す生徒さんもいて、お互いに良い影響を与え合いながら成長できたことが伝わってきました。私立中学、高校、大学受験の“個人戦”は、まだ続きます。先日駅のホームで津田沼教室長から着信があり、「○○さんが高校に合格しました(;O;)」と涙の速報が。全員の進路が決まるまであともう少し。来月の成果発表会でのお祝いを楽しみにしています。

■嬉しい再会がありました。憧れの鉄道関係の会社に内定した!という朗報とともに、OBの生徒さんのAさんが会いに来てくれました。学生服だった中学生の頃からぐっとオトナになって、笑顔の素敵な青年です。さくらんぼ教室に通っていたのは中学生の頃。自分の興味があることを学べる私立高校→大学に進学。「大学の勉強は難しかった」けれど、駅でアルバイトをしながらあきらめず少し長めに在学、就活し、見事に憧れの会社から内定をもらうことができたそうです。入社後は大学で学んだことを活かし、電気に関わる仕事を担当するそう(すご~い!)。赴任先はちょっと寒い地域で、寮で初めての一人暮らしだそうです。趣味も友達もあるので一人暮らしに不安はないそうですが、「お母さんは寂しいのでは?」に「さあ」と笑っていました。振り返れば「高校も、大学も色々な個性を持っている人がいたことが良かった」とSさん。さくらんぼ教室のことも「色々な人がいた」と。彼は「色々な個性、色々な生き方があっていい」ということを自然に感じ取りながら、鉄道と趣味と友達を大切にする素敵な人になりました。「将来の夢は?」と聞いたら、「まずは寒い地域での生活に慣れること」と彼らしい答え。元気で頑張って!心からエールを送ります。

■Sさんのお母様から。「一人暮らしも寮に食堂があるので困ることはないと思います。困ってもすぐ検索しますので逞しく生きてきえるでしょう」「鉄道関係の会社に就職できなくても〝鉄“つながりで友人ができるなどプラスな面ばかりでした。居場所があるってすごくありがたいです。周波数が近い子たちとは不思議とトラブルになりません。“特異”なことがあるって素晴らしい!苦手なことがあってもいいじゃない!と思います」と。そして「さくらんぼに通って良かったと感謝しております。今でも思い出すとほっこりします。みんながんばれー!!」と力強いメッセージをいただきましたので、(メールの一部ですが)紹介させていただきます。

■先月末から地域の特別支援学校から初めてのインターンシップを受けています。きびきびと働く姿に色々な可能性を感じています。(伊庭葉子)

 

▼春が待ち遠しい、犬。