2024.05.01
象君の絵本の世界へようこそ!🍒だより2024-05月号●象くん(ペンネーム/川崎教室)は高校生。入会は小2、さくらんぼ教室30周年(2020年)では川崎教室生徒代表として絵を発表してくれた画伯です。最近は「絵本」を作っておられると聞いて、会いに行ってきました。
●「本を書いています」・・・象くんが手提げ袋からそっと取り出して見せてくれたのは、
『30monkeys』『サルのモンキー』『おさるの王国』『おそろし、こわし、地極(じごく)ランド』
の4冊。いずれもお気に入りの本をモチーフに、鮮やかで迫力のある絵と、手書きの楽しいお話で綴られた、世界に一冊だけの絵本です。象くんが大好きな動物がたくさん登場しており、「ここに〇〇がいますよ」「先生は何が好きですか」などお話しながら1ページずつ丁寧に紹介してくれました。
●象くんが絵を描き始めたのは保育園の頃。「ある日突然描き始めたんです。動物図鑑をしばらくじっと眺めて、閉じて、それから描いていました」(お母様)。学校でも絵の才能を発揮し、みんなにほめられることや絵画コンクールの受賞経験自など信につながっていきました。絵本を作りのきっかけは、中学生のクリスマスにおば様からもらった「白い本」(無地の本)。絵と一緒に自分の言葉でお話も書くようになりました。小さい頃からサンタさんにお願いしていた101色の色鉛筆で、自宅リビングのアトリエから鮮やかな絵本が生み出されています。「夢中になれることがあってよかった」とお母様。象くんの絵と物語には動物たちや昔見たサーカス、家族で行った遊園地などが生き生きと描かれており、おだやかで優しい彼の内面に広がる豊かな世界に魅了されます。
「色々な物語を考えることが楽しいです。さくらんぼ教室はちょっと楽しいです(^^)」
という象くん、次回作は「旅する怪しい駄菓子屋」だそうです!
●新年度、みんな新しい環境の中で頑張ってきましたね。新社会人のみなさんもそれぞれの職場で奮闘中です。GWが明けると、今年度の学習も本格的に始まります。毎回の積み重ねを大切に成長していきましょう。
(伊庭葉子)