コラム

祝・10年継続（37人）＆20年継続（4人）！

長く頑張ってこられた皆様の歩みを各教室でお祝いし、先輩からも素敵なスピーチをいただきました。（ウラ面のご紹介もぜひご覧ください）

「好きな場所は選べる！」

先月声優・中村郁さんをお招きし、高校生たちと一緒にお話を伺いました（東京都の受託事業「コミュニケーションアシスト講座」）。中村さんは、兵庫県マスコット「はばタン」の声や、「ラララ、ランドセルは～♪」のＣＭソングでも有名。関西を中心に声優やナレーターとして大活躍中です。私生活では二人のお子さんのお母様である中村さんが「ＡＳＤ／ＡＤＨＤ」と診断されたのは「めっちゃ最近」の6年前。学生時代は「仕事が全く覚えられずアルバイトをいっぱいクビになった（過集中でマルチタスクが苦手）」「人見知りで友達ができず孤立していた」中村さん。当時習っていた作曲の先生に「声の仕事もあるよ」と言われて「ピンときた」そう（子どもの頃から本読みだけは好きで、手をあげてやっていた！）。養成所を経て事務所に所属。「アルバイトは休みがちだったのに声優の仕事は23年間一度も休んでいないのは、大好きなことだから。自分を必要としてくれる人がいることが原動力になっている」といいます。

「周囲に左右されず、好きなことにどんどん没頭しよう！」「環境調整は最も大事。自分をつぶされるような場所では自信を失う。個性を活かせる場所を選んでいこう」という力強いエールが、みんなの心に残りました。

日本ＬＤ学会第33回大会シンポジウム＠神戸

教育事業部とともに都立高校の通級に携わってきた上田拓実（🍒三鷹教室長）が、「個別ニーズに合わせたカリキュラムで自己理解と自立につなげる通級指導」をテーマに話題提供しました。都立高校における通級指導がスタートして4年目。都は希望がある全ての高校で通級指導を行うために、民間の連携事業者を活用した取り組みを続けてきました（弊社は３年間で191人を支援）。生徒の力になりたい先生方に民間がそのノウハウで協働する「東京モデル」は全国でもめずらしく、会場には約100人が参加、今後のあり方について意見を交わしました。

「進路が決まりました！」という報告も入り始め、今月は都立特別支援学校の入学者選考！みんな、自分が輝ける進路に向かって頑張って！