2019.02.01
「ひとり暮らし、できますか?」 🍒教室だより2019-02月号1月27日の社会人クラス特別講座「ひとり暮らし、できますか?」に、生徒・保護者・関係者、約170人にご参加いただきました。講師の浮貝明典氏(特定非営利法人PDDサポートセンター グリーンフォーレスト)は、発達障害の人たちが2年間にわたって「ひとり暮らし」を体験・評価しながら、その人に合う暮らし方を見つける「サポートホーム事業」(横浜市)の取り組みを通して、「ひとり暮らし」「自律」に向けた課題と、目には見えない「生活」を「学習」していく必要性についてお話くださいました。私たちの大切な子どもたちは、誰と、どこで、どんな暮らしをするのかを考える、学び多い時間でしたね。
●保護者の方から・・・
・今は困っていなくても困る前から準備が必要
・今までひとり暮らしは考えたことがありませんが、人生経験のため、検討してみたい
・息子との接し方、少し変えてみようかなと思いました。どうしても自分が動いてしまう
・就労への意欲がひとり暮らしにもつながることは、大きな情報だった
・出来るようになることだけを考えていたが、自分を知って助けを求められることが一番
大事だと知った
・「出来ること=やっていること」ではないと再認識した
・自治体によって支援・サービスに格差があることは残念
・家庭でも家事を少しずつやらせようと思う
・不安ばかりで具体的にイメージできない子どもの将来のこと、「自分を知る」ことの大切
さ等々、非常に勉強になりました
・中学生なので「勉強しなさい」とは言ってもお手伝いは二の次になりがちなので、両方
頑張らせていかねば
・我が家の場合、(ひとり暮らしは)程遠いように感じていたが、将来のことも真剣に考えないといけない
・社会人クラスの生徒さんの質問、感想がしっかりしており、とても頼もしかった(‘ω’)ノ
・知的障害のある人への一人暮らし支援も進んでいくとよい(複数)
●社会人クラスの生徒のみなさんから・・・
・今はできないけれどお金がたまったらいろいろためしていきたい
・協力・助け合いも大切だが自分で自立する力をつけていきたい。できないじゃなく、まずはやってみるのがとても大切なことだと思った。自分でできることを増やしたい。
・食品の保存の仕方がわかった!
・親から離れないうちに自分のことは自分でできるようになった方がよいと思った
・今は母に全てやってもらっていてここ最近身支度だけでも出来るようにと母は何もしてくれなくなったのですが、全くできない。グループホームのような場所を使っていきたい
「今回の特別講座に、教室外からもたくさんの方がいらしてくださいました。将来に向けた課題について学べる機会をこれからも作っていきたいと思います」 (千葉エリアリーダー)