2021.09.01
学校再開 一人ひとりのペースを大切に 🍒教室だより2021年9月号●とにかくシャイでいつも囁くような小さな声で話していた高校生が、20代の素敵な青年になって近況報告に来てくれました。
「逞しくなったね」に、「っていうか、コロナ太りですね(笑)」と。
え?え?そんなふうに話す子だったっけ?
聞けばアルバイトでの接客や先輩とのやり取りで鍛えられたのだとか。
学齢期まで苦手だったことも、その後の経験や出会いによって変えていくことができる。
さくらんぼの先輩たちがいつも教えてくれることです。
新学期、生徒のみなさんは決して焦ることなく、一人ひとりのペースで「得意」「苦手」とうまくつき合っていってほしいと思います。
●先日縁あって、平塚美術館で開催中の「スタジオクーカのパッパラパラダイス ~これがとってもとくいです2021~」に伺いました。
studioCOOCA(スタジオクーカ)さんは、平塚市内の障害福祉サービス事業所。
「様々なハンディキャップをもった人が、得意なことで仕事をすることを目指し、アートをテーマとして活動を続けてきました」(同パンフレットより)。
会場はメンバー約90人のアートと個性のパワーがさく裂、大胆で繊細、鮮やかで刺激的な空間に圧倒されてきました。
「色鉛筆を三枚に下ろして」芯だけを使って作品を描く、素敵な画伯にも出会いましたよ。
HP https://www.studiocooca.com/
◆お知らせ◆船橋市のNPO法人発達障害支援ネット「YELL」(エール)さん主催の学習会『発達障害の理解と支援』で、地域の中での子ども支援について伊庭がお話させていただきます。
2021年10月2日(土)14:00~16:00(オンライン又は船橋市勤労福祉センター)。
詳細は「YELL」HP https://ameblo.jp/shiennet-yell/
(伊庭葉子)