コラム

2018.08.08

大手進学塾・市進学院さんに学ぶ! 「指導の秘訣」2018-07月号

■「じゃあ、5分で解いてみよう」「鉛筆をもって(全員が持つまで待つ)」「はじめ!」の合図で中3数学「一次関数」に(必死に)取り組んでいるのは、さくらんぼ教室社員・スタッフ120人。先月29日の全スタッフ研修に㈱市進ホールディングスのコンサルティング事業本部の皆様をお招きし、「市進グループにおける学習指導のポイント」について模擬授業を通してお話いただきました。

■歴史ある市進の人材育成は、徹底した模擬授業にあり。板書に夢中になって生徒に背を向けていると、後ろから指導教官のチョークが飛ぶ時代もあったとか。講師に求められる5つの指標は、「基本姿勢(立ち方・表情など)」「(生徒の)巻き込み方」「考えさせ方」「教材の活かし方」「双方向の視点(生徒との共演)」。模擬授業では「何がわかれば解けるのか」というゴールを明確にする「方針呈示」、国語の文章がイメージできる「範読」「読み下し(解説しながら読む)」等、磨き抜かれたプロの技に「目からウロコ」の声も。市進さんとさくらんぼ教室、指導形態や対象生徒のニーズに違いがあっても、「わかる」「できる」授業は塾共通の使命。参加スタッフからは「口調・言葉の選び方等まで気を遣いプロ意識をもって指導したい」「国語が苦手な生徒さんに言葉の意味をじっくり教えていきたい」「教材を通して学習を楽しみ、興味、知識につながる指導をしたい」「これまで以上に一緒に作り上げていく学習の場にしたい」等感想があがり、今月の指導に早速生かせそうです。

■今回のような塾向けの研修は、市進さんにとってもめずらしい試みとのこと。㈱市進ホールディングス(下屋俊裕社長)発祥の地は、さくらんぼ教室と同じ千葉県市川市。1965年に市川真間の一軒家で小中学生向け学習塾「真間進学会」を開設、以来53年にわたって教育事業を展開、現在は学童、高齢者事業など幅広い事業に取り組んでおられます。市進グループの歴史は、「学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在にあると思うんです」という名言とともに小説『みかづき』(森絵都著/集英社)のモデルに。そしてこの小説のことを周囲に話しているうちに偶然のご縁がつながり、今回の研修が実現!というのがウラ話。一つひとつの出会いに感謝しています。(この小説、来年1月に高橋一生×永作博美でTVドラマ化されるそうですよ)

■さて、さくらんぼ教室社会人クラスはもうすぐ200人!ということで、30代~40代以降を「楽しく生きる」につながる活動「社会人クラスアドバンス」が始動。今月末に「大人の社会科見学」を実施します(羽田クロノゲート)。また各教室の学習環境を整備中。先月は船堀教室エアコンクリーニングで空気浄化、東京教室はリニューアル工事を行いました。また全教室長が専用携帯を持ちましたので、番号をご登録の上、日頃のコミュニケーションに是非ご活用ください。暑い夏も、元気に学びましょう!

(伊庭葉子)

▼迫力の模擬授業中! 指名されるスタッフもいて、ドキドキ(#^.^#)